代表取締役会長兼社長
CEO 中島 成浩
Eコマース市場の活性化に貢献してまいります。
当社は創業以来、釣りとアウトドア用品のインターネット通信販売(Eコマース)を主力事業として成長してまいりました。 今後は、インターネット黎明期より蓄積してきたEコマースのノウハウを最大限に活用し、新たな成長ステージ入るべき段階であると考えております。
「Eコマースを通じて、人々が心の豊かさを実現するための良きパートナーとなる」
この経営理念実現のために、私たちは次のステージへ。
ネット通販の会社からEコマース総合企業グループへの変貌を目指します。
そしてこれをスピーディーに実現し効率的に事業運用していくためには、ホールディングス体制(持株会社体制)が最適であると考えました。
当社事業の両輪であるEコマース事業、ECソリューション事業はそれぞれ分社独立したナチュラム・イーコマース株式会社、ジェネシス・イーシー株式会社に委譲。
そして2008年8月1日、ミネルヴァホールディングス株式会社に商号変更を行い、純粋持株会社としてホールディングス体制に移行いたしました。
次にEコマース総合企業グループとしてホールディングス体制の有用性をご説明したいと思います。
Eコマース事業は、IT業界の中でも小売・流通業や物流業の要素が極めて強い特殊な業態であると言えます。
特に規模が大きくなればなるほどそれらの影響力も大きくなり、事務作業や物流業務などバックヤード業務の負荷やコストが加速度的に増加し、経営を圧迫することとなります。
これらを解決する唯一の手段はITによるバックヤード業務の効率化しかありません。
しかしながら、これらは一朝一夕に構築できるようなものではなく、多くのEコマース企業がこの問題に直面しています。
良い商材を持ちながらもバックヤード業務の負荷が大きく利益が出ない、リソースをバックヤード業務に取られて販売が伸び悩んでいる企業が多くあります。
ポイントは、これらの企業はボトルネックとなっているバックヤード業務が開放された途端に飛躍的に成長できる可能性を秘めているという事です。
そして、当社は既にバックヤード業務の共有化を前提としたインフラを完成させております。
ホールディング体制は、これら企業との業務提携、資本提携、M&Aなど臨機応変かつスピーディーなグループ化が可能であり、シナジー効果が大いに発揮されると考えております。
当社100%子会社であるジェネシス・イーシー株式会社は、当社が創業当初より蓄積してきたEコマースのノウハウを凝縮したオンラインショップ構築運営システム「Genesis-EC」をプラットフォームとして、受注業務、ユーザーサポート業務、物流業務などのECバックヤード業務の受託を主力事業と位置づけております。
ナチュラム・イーコマース株式会社についてもマーケティング、マーチャンダイジング、サイト運営などのフロントヤード業務に特化させ、一切のバックヤード業務についてはジェネシス・イーシー株式会社が担う形になっております。
当社が考えるECソリューション事業とは、Eコマース支援事業であるわけですが、現在のバックヤード業務支援だけでは不十分であると考えております。
いくら効率的なバックヤードを提供しても、それを十分に活用できるフロントヤードが無ければ宝の持ち腐れとなってしまいます。
前述の通り、フロントヤード業務とは、マーケティング、マーチャンダイジング、サイト運営などに係わる一切の業務ですが、これらの支援サービスをジェネシス・イーシー株式会社一社で全て提供することは不可能と言えます。
ここでもやはりホールディングス体制への移行は、これらの支援サービスを提供する企業との業務提携、資本提携、M&Aなどにより連携し、フロントヤードからバックヤードまで、トータルなEC支援サービスを提供できるようになることが、圧倒的な競争力を持ちえる最適な体制であると考えております。
なお、2008年3月に実施しました中国現地法人である成都音和娜網絡服務有限公司の子会社化、同じく株式会社夢や様の第三者割当増資引受による持分法適用会社化につきましても、この戦略に連動したものであります。
2008年8月を持って当社は社名を「株式会社ナチュラム」から「ミネルヴァ・ホールディングス株式会社」へ変更いたしました。
創業以来、共に成長してきた「ナチュラム」という名称を変更するのは感慨深いものがありますが、この度の企業構造の再編の中においては「ナチュラム」という名称はやはり、アウトドア業界、釣り業界のイメージが強すぎ、Eコマース総合企業グループの総本山となる本社の名称としては相応しくないと判断いたしました。
ミネルヴァ(Minerva)とはローマ神話における知恵・技術・戦いを司る女神であり、ギリシャ神話における女神アテナと同一視されていると言われています。
またロゴマークにあしらいました梟(フクロウ)は、ミネルヴァの聖鳥であり「森の賢者」と称されるなど知恵の象徴とされています。
この度のホールディングス体制への移行に伴い、当社の今後の成長戦略として、シナジー効果を発揮するEコマース総合企業グループ化を明確に打ち出しております。
この体制の下、グループ企業の活動のベクトルを同じ方向に定め、シナジー効果を最大化させるためには、親会社がグループ全体の戦略を定め、各社の戦術の調整なども含め、きめ細かな連携が不可欠となります。
そのためにグループ企業が「御旗」に掲げる象徴が不可欠であると考えております。
「ミネルヴァ」は古代ローマおよびギリシャにおいて知恵、技術、戦いを司る女神と知られ、Eコマース総合企業グループを目指す当社にとって、象徴とするに相応しいと考えました。
今後はミネルヴァホールディングスグループとして、経営理念の実現に向けてEコマース市場の活性化に少しでも貢献できるよう鋭意邁進いたします。
引き続き、ご支援ご協力のほど何とぞよろしくお願い申し上げます。